我が家が選ばれました。
中国地方のとある県に住んでいた時のことです。
冬になると、積もることはなくとも、雪が降る日が幾日もある…そんな地域の集合住宅の1階に住んでいた時の話です。
春のある日、ベランダに設置してあるクーラーの室外機のホースと壁の隙間から、何かが出てきてる。
よ~く見ると、薄茶色の何かが、おびただしい数の何かが、動いてる。動いてる。
そう、カマキリが次々と生まれて、袋からでてきているのです。
後にも先にも、一度きりですが、見てしまいました。出てくる瞬間を。
その後、偶然にも新聞のコラム記事で、
*地上から50㎝~2m近くの高さが、産卵場所であること
*卵の袋(卵鞘)の産卵場所の位置が高いと、その年の積雪が多いということ。
が掲載されていました。
「今年は、これくらい積もるなぁ。卵が雪に埋もれないように、この位置で産むぞー!!」と、カマキリ母は、決定するわけですね。
しばらくすると、いなくなっていましたよ。
ちなみに、この家、夏の夕方ごろに洗濯物を取り込むと、そのあとが大変。
白い天井が、黒く小さなまだら模様になるんです。
色んな虫が、天井のあちこちに群れてはりつくんです。
やれやれな地方暮らしでした。(>_<)
今日、ご紹介するのはこの本です。
「162ひきのカマキリたち」他
虫が好きだったわけでもありませんが、子供のおかげで、色んなジャンルの絵本に触れ、『かがくのとも』シリーズは、何度も一緒に読んだ本です。
どこかで、手に取ることがあれば、一緒に読んでみて下さい。
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