チャント母さんの絵本の中を覗いてみれば

~絵本や本を通して、ふと思い出したことを綴ります~

海の日と海開きは、別物だった… の巻き

半世紀すぎて、ようやく気付いたよ、トホホホ。

*半世紀とは、1世紀の半分、50年。四半世紀とは、25年です。

子どもの頃、住んでいたのは、瀬戸内に面した地域、同じ沿線には、有名な海水浴場があります。当時、終業式は24日か25日だったように思います。(ちなみに、土曜日は、「半ドン」と言って、午前中は学校。週休2日じゃないのです。)なので、カレンダーの都合で、1日早く夏休みが始まると、なんだかとても得した気分でした。

 

『夏休みになると、自転車乗って、自由に泳ぎにいける💪』と思っているので、『海開きは、20日』と、頑固に思い込んでいました。今回、オリンピックの為に、祝日の移動があり、ようやく気付いた次第です。

海開きは、安全に遊泳するための基準(水質検査、水温検査、他に、海水浴場を運営する為の色々な準備)をクリアして、各地の海水浴場の基準で、開設。その地域の関係者団体が、決定するようですね。

海の日は、明治天皇由来の、7月20日「海の記念日」、平成になって、「国民の祝日」に制定され、その後、ハッピーマンデー制度で、7月第3月曜になったとの事。

長年、足して2で割ったような、変な思い込みでいた私。なんだかなぁ~。

 

泳ぎに行くと言っても、名前の付いた海水浴場で、泳いでいたのではありません。遠浅な海なので、地元の人たちが、泳いでいるだけで、もちろん簡易シャワーや売店もなく、ただの海です。水着を着て、自転車に乗って、帰りは濡れたまま。夏休みが終わるころには、顔も真っ黒です。

誰が言うわけでもなく、遊べる場所は、大体ここから~ここまでという暗黙のルールはあったように感じますし、何があっても全て自己責任。

海って、面白くて、潮の流れで、生温い水の場所があれば、数歩進むと、急に冷たい水の場所があったりします。腰までの水位で歩いていても、急にガクンと足がつかなくて、焦ることもあります。海って、色んな顔がありますよ。

 

よその地域の事はわかりませんし、親から何か言われたこともないですが、泳げるのは、8月のお盆までの、1か月くらいの期間だけです。

海が汚れるからと廃止になりましたが、子供の頃、地元の年配の方々が、お盆に、お供えの果物などを海に流していました。

その頃から、クラゲが頻繁に発生しますし、水温が、ぐっと下がります。

よそで、川遊びもしたことがありますが、川の水は、夏でも、海と違ってもっと冷たいですよね。

水遊びは、ちょっと気を付けて~という意味で、書かせて頂きました。

我が子は、あまり泳ぎが得意ではありません。私の父は、水泳部で、県大会まで出場したことがあるというのが、自慢なのに、どうも隔世遺伝しなかったようです。

でも私は、これでいいと思っています。得意ではないからこそ、水の中に入ることに対して、慎重になっているからです。私自身が、海の怖さを知っているからかもしれません。

ご紹介する本です。

 顔つけの練習から始めるのに、うってつけの本です。「ぞうくんのさんぽ」の作者、なかのひろたさんの本です。