チャント母さんの絵本の中を覗いてみれば

~絵本や本を通して、ふと思い出したことを綴ります~

「エビで鯛を釣る」のは、ことわざ。じゃあ、ザリガニは... ? の巻き

ちくわで釣るよ。

この時期、夏休みで時間の空いた小学生たちが、近所の大きな公園の、あちこちの池で、ザリガニ釣りをします。棒に、タコ糸をつけて、安いちくわをエサにして、あっという間に、何匹も釣っていきます。

慣れた子供たちは、釣るだけ。お母さんと一緒の初心者の子供は、釣れると持って帰って、しばらく飼育する人が多いです。でも、一度飼育すると、次からは誰もしない。(たぶん… きっと。)

 

とにかく、家の玄関に置こうものなら、家じゅうが、あっという間に、沼臭くなり、いなくなっても、しばらく臭っているような気がします。子供の情操教育と言いたいところですが、夏の暑い時期に、家の中で、キャンプをしているような気分。

どこの家庭も、何日かすると、玄関の外に出しっぱなしになります。ハハハ(^_^;)

数年前に、IKEAで、ザリガニフェアをしていて、子供と初体験をしに行きました。スウェーデンでは、夏の風物詩だそうで、ザリガニパーティーをするそう。

こちらのザリガニは、食用なので、沼臭くなくて、おいしい。でも、思ったより身はないんですね。

子どもの頃、よくシャコエビの塩ゆでを食べていたので、そちらのほうが、身が詰まっておいしかったなと思い出しました。シャコは、殻がとがっているので、食べ終わると、指のあちこちが痛くなるのが、難点ですが。

今日ご紹介する本

「ぼくのわたしの すいぞくかん」 小宮輝之・文/津田櫓冬・絵

生き物の飼い方やエサが、絵と共に描かれています。

小宮輝之さんは、上野動物園園長をしておられた方です。

津田櫓冬さんは、「トビウオのぼうやはびょうきです」で、ご存知かもしれません。

この本の中では、ザリガニのエサは、【金魚のえさ、しらす、煮干し、するめ、みみず、さしみ、パン、やさい】と書いてあります。

(今どきは、ちくわが、手頃ですかね? 結局、ザリガニは、雑食なので、何でもいけそうですが。)

他にも、カメやおたまじゃくし、めだか 等の飼い方も、掲載してあります。

近所の大きな公園の池には、まだまだ色々棲んでいますよ。亀なんか、いくらでもいるので、子供も見向きもしない感じ。

テレ東の、池の水全部抜いてみたって番組に、来てほしい~。でも、お城とかはないので、お宝はでてこないなぁ~たぶん。