ちょっと昭和な運動会の話
コロナ禍で、夏でも、冬でも、換気の為に窓を開けているので、体操教室の窓から、小学校の運動場がいつも見えます。
体操の休憩中に、運動会の話になり、面白い事をお聞きしました。
80代のAさん、「運動会は、裸足だったね。」
70代のBさん、「私も~。」
70代のCさん、「足袋(たび)はいてたよ~。」
50代の私、「えっ? えー、なんじゃそりゃ??? (@_@;)」
一部のプログラムで、例えば、組体操とかで裸足になるっていうことではないのですょ。
Aさんは、家から学校までの往復も、裸足。
Bさんは、さすがに家と学校の往復は、何か履いてらしい。でも記憶が曖昧。
でも、お二方とも、口を揃えて、地方の田舎だったから~と仰せで。
Cさんは、運動会で一日履いた足袋は、駄目になっていたとの事でしたから、使い捨てのようなもの? でしょうか。
皆さん、今は、ごくごく普通の足の裏ですが、その当時、どんなだったろう?
常識や概念を覆されますね。(^^;)
足、痛いよね? たぶん… 。
今、アスファルト舗装の道路が、ほとんどだと思いますが、私が子どもの頃は、私道のような脇道に入ると、まだまだ砂利道でした。
土の道路なので、雨が降った後は、ぬかるんでいたり、皆がよく通る箇所は、えぐれた様にへこんでいたり、風が吹くと、砂ぼこりが上がって、目が開けられないほどです。
そんな道を、ずっと歩かれたのだろうなと思うと、なんとも凄い体力です。
小さい頃から、自然に裸足で足腰を鍛えられた方が多いからでしょうか?
よくお着付をしていると、10代のお嬢さん達、体幹が弱いというのか、右にふら~、左にゆら~っと揺れて、転びそうになることもあります。
年配の方のほうが、しっかり踏ん張って立たれている方が多いです。
Aさんが、「傷んだ靴を持っていくと、新しい靴に交換してもらえたのよ。」と配給制の様子もお話でした。
今年で戦後77年なので、それほど、「むか~し むか~し あるところに…」と大昔のお話ではないように感じますがいかがでしょうか?
平成生まれの、うちの子供なんかは、大昔の話みたいに、この話を聞いていましたけれど。
ちなみに、子どもが小さい時、靴を左右、反対に履くお友達がいて、何故か、うちの子が、正しく揃えて履かせてあげるんだけれど、いつの間にか、又、左右反対に履き替えている。でも、彼は走るのが早くて、運動神経がよくて、今では、スポーツインストラクターをしています。靴も、ちゃんと正しい方向で履いてますよ。\(^o^)/
逆に、下駄や草履は、左右がないので、時々、左右を入れ替えしながら履くと、足裏や、かかとの持ちがいいです。均等にすり減っていくので。
ちいさな子供たちが大好きで、何度も読む本です。