チャント母さんの絵本の中を覗いてみれば

~絵本や本を通して、ふと思い出したことを綴ります~

ひもじいって、わかりますか?

妖怪ウォッチのキャラの話じゃないですよ。

体操教室のお仲間のお一人の方が、「ひもじい思いって、今の若い方には通じるのかしら?」 そう仰せでした。

うちの子に確認してみると、意味は解っているんですよね。

皆さん、戦中、戦後を体験しておられる方々です。

食事がままならず、やせ細って、やたらお腹だけがポッコリしている海外の子供たちの映像をみると、自分たちの幼少期もこんな様子だったのかと思うそうです。

 

 

なので、自分の親も含めて、私の周りを見渡すと、この年代の方々は、雑食。

なんでも、こだわらずに召し上がる方が多くて、年齢の割には、案外、お元気な方が多いです。

まぁ、年相応に、色々な病院の情報量もすごいですが… 。(;^_^A 

私の着付けの恩師も、90歳近くになるにもかかわらず、”何でも食べる‼”【雑食】を公言しておりまして、達者です。口もね。(^_^)

今日、ご紹介したい本です。

『「肉食女子の肌は、なぜきれいなのか? 細胞から整える分子整合栄養医学のすすめ」 森谷宣朋 著 幻冬舎 2013年発売』 です。

『1つの情報』というくらいの気持ちで、読んでみられるのをお勧め致します。

割に、読みやすい本なので、図書館で手に取ってみて下さい。

 

 

ライナス・ポーリング博士』 『ロジャー・ウィリアムズ博士』を検索してみられるのも良いかと思います。

 

最近は、自分の栄養状態を唾液や血液検査で、知ることが出来ます。

(保険適用にして、予防医学に力を入れると、医療費の節約になるのにと、素人考えで密かに思っているんですが。)

 

家族であっても、栄養素の必要量は、一人一人違うようです。

食べるものは豊富にあるのに、昔に比べると栄養価の低い素材が増えているのが現状で、無意識に食事をしていると、確かに、糖質多めで、バランスが悪いのも事実です。

この栄養の凹み(へこみ)を、少しでも減らすことを心掛けようと思われるなら、参考になる本の一冊になるかもしれません。

 

私自身、なんとなくお肉を食べるのが億劫な時期があり、ベジタリアンでもビーガンでもないのに、野菜ばかりを中心に食べていた時があるのですが、数カ月して鏡を見ると、顔の色、つや、はりがなくなって、なんとなく血色の悪い、黒さがでてきて、びっくりするくらい、老けた感じになって、ガーン😨

私自身、細胞レベルで、栄養の凸凹がありすぎたようで、お肉も含めた、タンパク質が必要だったのだと、気が付きました。

細胞に、ひもじい思いをさせてしまいました。

 

庄司いずみさん(料理研究家)は、ご自身の著書の中で、体質的にお肉を食べると、体調を崩されるとの事ですし、

北海道出身の一般の方で、乳製品を豊富に摂取していた幼少期は、常に虚弱で、学校も休みがち。大人になって、偶然、海外生活の中で、乳製品を口にすることが無くなると、自分が驚くほどにメキメキと元気になったという体験もお聞きしたことがあり、

人はそれぞれ、持って生まれた身体の特徴がありますが、食生活を見直すきっかけや、1つの知識として、一読してみられると面白いかもしれません。

 

私は、子供に、一日に一回は、お米(玄米や雑穀入りも含めて)を食べることが出来る食事を勧めてきました。

よそが、「パパの食事が要らないから、夕食はマック。」と聞いても、うちは、ご飯。マックは、おやつ!と言い切って、「よそはよそ、うちはうち」ってね。

 

アトピー性皮膚炎だったこともあるかもしれませんが。

子供が大きくなり、アトピーも治まり、その上で、1つの情報だけ、それ一辺倒のこだわりにならないように、広く浅く… 色々な情報をうまく利用するようにしています。

 

子供は、ほとんど在宅勤務ですが、出勤週の際、自分で何か足りてないと思うと、定食で補って頼むようで、以外にも考えているのだなと感じるときがあります。

 

機会があれば、子供と一緒に、食べることの大切さをお話してみて下さいね。

「くれぐれも、細胞にひもじい思いは、させないでね。」ってね。

 

もう一冊(というか、全3巻なんですが)読むチャンスがあるならば、読んでみて下さい。古い本なので、図書館にもないかもしれませんが。

この本に出合う前に、テレビで、著者の、川島四郎先生をお見掛けしたことがありました。とにかくお忙しいので、いつでも少しずつ何かをつまめるようにと、マス目に仕切りのある菓子箱(一口まんじゅうが、縦横に並んでいたかなと思わせる)に、いりこ、ナッツ…と、色々と、体に良いものを入れて召し上がっておられました。結構、色々なものが、並んでいたように記憶しています。

いいアイデアだなと思いました。