早く巣立っていくのも、親はちょっと寂しいのです。
緊急事態宣言が解除され、昨年後半から今年に入り、忙殺される日々です。
今年は、成人式も一日ではないのですね。
昨年、成人式が延期になった方々が遅ればせながら…という感じです。お住いの地域によって日程が違うものですから、昨年12月も、某地域の延期になった方がようやく成人式。
今年も８，９，１０，１５，１６日… 今年の方と１年延期になった方と、なんだかずっと成人式って感じです。
まぁ、成人式の話は、又いつか、ネタがあれば～。
あまり詳しく書けませんが、昨年、12月にお会いした、若い魅力的なお客様。
お若いながらも、飲食関係のオーナーママです。
訪問着をお着付しながら、随分と背の高い方だなぁ～と思い、我が子と重なりました。
幼稚園、小学校、中学校… いつも背の順に並ぶと、たいてい後ろから二番目。
それが、我が子です。大きいことは、良い事だ～と育てましたし、体格がしっかりしていると親も安心できることも多かったのです。フフッ、運動会の写真も撮影しやすかったぁ～。
でも、子どもの同級生が数名遊びに来た時のこと。
まだまだ、すっぽりと覆うように抱きしめられるような小柄なお子さん達を間近で見て、何だか早く早く成長して巣立って行ってしまうような、なんとも言い難い寂しい気分を感じてしまいました。
そんな話をしましたら、お客様も小さい頃から我が子と同じような状況であったようです。
しかも、中学生の頃から、飲食のお店を経営したいと強く思っておられたそうで、親の反対を押し切り、高校卒業と同時に、ご実家を飛び出すように、しかも連れ戻されないように…、家出同然に、遠くに逃げて来たと仰せでした。
それが今では経営者です。そして、コロナとは無関係ですが、一旦、お店を畳まれて、今度は違う勉強をする為に、海外に行かれるとの事。
お支度中に、何人かのお店の女の子たちから電話が入りますが、どの従業員の方に対しても、丁寧な言葉使いで、態度が変わらないのです。もちろん、私に対しても。
若いながらも人の上に立つ人って、どこか並の方とは違うのだなぁと感じた次第です。
私の話を聞きながら、久しぶりにお母様に連絡したい気分になられたようで、着物姿の写真をすぐにLINEで送られました。
このお客様のお母様にお会いして、「お嬢様は、とても魅力的で、礼儀正しくて、応援したくなるような素敵なかたですよ。」と申し上げたい気分になりました。
子育て中は、早く大きくなってくれないかなと思いながら、大きくなると手元で抱きしめていたいような… 親って身勝手だなとつくづく実感しています。
振り返ってみれば、意志の強い子供って、小さい時からその片鱗が見えているような気がします。それも一つの個性なのでしょうが、親も子供と一緒に、子育て体験中なので、右往左往してしまって。
ドラえもんに何か道具を出してもらって、ちょっと過去の修正をしたいなぁと思う今日この頃です。
まだ手元に残してある本を、ご紹介いたします。
ちょっと感傷的になってしまうかなぁ～
