チャント母さんの絵本の中を覗いてみれば

~絵本や本を通して、ふと思い出したことを綴ります~

今、流行りの相槌(あいづち)かな⁈

去年あたりから、顕著に感じるのです。

接客中に、お嬢さん達と話していると、『確かに!!』『納得‼』、そう言って相槌を打たれます。『いいね‼』と、連続でワンクリックするように、端的なんです。

やけに耳に残るので、やたらと増えたなぁ~と、より感じるのです。

 

先日、大学生のお客様を着付け中に、なんとなく、この話題になりましたら、「意識したことがなかったです。確かに、使っています。使っていることさえ、気付きませんでした。」と逆に驚かれました。(・・? 無意識だそう。

 

ふと思い出したのが、中学の時のクラス担任の先生です。担当教科が、国語でした。

「物を書くときに、舌の上で100回、言葉を転がせなさい。」と教えられました。

どの言葉が最適なのか… と、何度も何度も、いくつもの言葉や単語をブツブツと、独り言のように呟きながら、ぴったりくる言葉をチョイスしなさいという事なのです。

又、「夜遅く、手紙(文章)は書かないほうがよい。」とも言われました。

自分の思いに酔いしれてしまうから。

確かに、朝、読み返すと書き直したくなります。

 

以前は、「マジで⁈」って、よくお聞きしたので、「納得‼」は、令和風なのかなぁ~。笑笑(^o^)丿

 

余談になりますが、中学生の時、このクラス担任の先生が、私を含む三名の女生徒をご自宅にお招き下さいました。(この時代、未婚の女性は、大抵、親御様とご同居ですよ。)

テーブルの上に、電気フライヤーをご用意下さり、自分たちで、串カツを揚げて食べた記憶があります。フライヤーを初めて見て、驚いたことだけは、鮮明に覚えているのです。40年位前の話です。

記憶が曖昧なこともありますが、今思えば、事前に先生から親にも了承を得ておられたのではと思います。とんとん拍子に話が進み、遊びに行ったように思うので。

この時の三人は同じ班で、そのうちの一人が、クラスで浮いたような存在だったので、親睦をはかる場を設けられたのでは…と思います。孤立する生徒を出さない1つの方法だったかのかなぁ~。

今では、到底考えられないし、出来ない事だと思います。実際、我が子を子育て中に、先生の個人情報なんて、知ることもなかったですから。

おおらかな昭和時代の思い出話です。当時30歳位の落ち着いた雰囲気の素敵な先生でした。

ご紹介する本は、一度は手に取って欲しい本です。

「まいごになったぞう」

あいづちって訳ではないのですが、「あばば うぶー。」子どもが好きな繰り返しの言葉で、ページが進んでいきます。大人が思う以上に、子ども達が大好きな絵本です。

 

 

 

 

「あーんあん」

我が子が泣き止まない時、一緒に「あーんあーん」と泣きまねして、泣きました。

途中で、子どもが心配そうに慰めてくれましたが。