ちょっと昭和な話。
私が高校生の頃は、土曜日は「半ドン」と言って、まだ午前中の授業があった時代です。
夏休み前の半ドンの日、友人と四時間目が終わって、一番暑~い時間に帰宅する時、「今日、猛暑日で、最高気温が、28℃だって!!」
友人とそんな話をしたのをリアルに覚えています。
炎天下と言っても、通常、30℃を越えるって、まぁ…なかった。
良し悪しは別にして、炎天下でも、体力的に、部活を気合いや根性で、何とか乗り越えられた時代です。
ちなみに、我が子が中学生の時、部活を終えて帰宅後、熱中症を発症しました。
あとから、子どもが言うには、その日は、途中からなんとなく身体が変な感じだったそうですが、炎天下で運動しているので、ただの運動疲れか、熱中症か、その場ではわからないのが現状だというのです。
先日、体操教室で、夏の家での過ごし方の話になりました。
昭和のあるある話です~。
『昔の年配の人達は、家の中では、男性はシャツ(肌着)にステテコ、女性はシミーズ(肌着)で、過ごしてましたね~。涼しいって言ってね~。』
『生地は、クレープ?』
『クレープって、ちりめん?』
『楊柳じゃないの?』
『その時代、サッカーはありました?』
体操教室のお姉さま方、60~80代です。
我が子に聞かせると、「???、何それ?、日本語? クレープ? ちりめんじゃこ?」と言われそうですが、全部、布生地の名称です。
楊柳(ようりゅう)もクレープ生地の一種ですが、その下着の生地が、クレープ素材だったそうです。
生地の表面が、凸凹(でこぼこ)としているので、肌にあたる面が少なく、サラリとして通気性がよいので、涼しいというわけです。
夏の下着は、綿や麻のこういう生地が主流だったそうで、最近は、けっこういいお値段しています。
そして、シミーズは、キャミソールをワンピースのように長くした下着です。
子どもの頃、どのお家でも、おじさん、おじいさん、おばあさん、下着姿で家の中や、玄関先をうろうろされていました。おばさんは、ムームーを着ている姿が多かったかなぁ~。
我が子には、表面が凸凹な「サッカー」という生地で、浴衣を縫ってお祭りの時には着せていました。もちろん、ミシンで直線縫いです。本を見ながらの見よう見まねですが、販売用ではないので、所々、適当でOK..。
子どもが小さい時って、親も色々と頑張れた時ですね。しみじみ(~_~;)
今、プールに行こうとか、浴衣を縫って、ディズニーランドに連れて行ってとか、とんでもない。がんばれない、私。
この数週間、夏休みに入り、ジャニーズや、他のアイドルのライブにお出かけになる10代のお嬢さん方に、浴衣をお着せしていますが、朝早くから、ヘアセットして、浴衣を着て、何枚もの推しのうちわをカバンにいれて・・・。
半端ない暑さの中、その熱意、熱量がすごいなぁ~と感心しています。
応援している推しの彼らの目に留まるといいなぁ~と思いながら、お見送りしています。
そして、お姉さま方の年配のご主人様、クーラーが嫌いという方が、案外と多い。
この暑さで、クーラーあるのに、飾ってあるだけって、嫌すぎる。
家事の合間に涼風浴びたい。夕方の台所は暑い。更年期の主婦に熱風って・・・
ないわ~。(ー_ー)!!
逆に、我が家は、夫も子供も気兼ねなく、クーラー使ってます。
そして、ちょっとは遠慮しな‼🔥って、心の中で、つぶやいています。wwww
ご紹介する本は、いわむら先生のシリーズ絵本です。絵の描写が、細やかで、子どもが大好きになったシリーズです。